ホーム > ニュースリリース > 2016年12月16日

インドネシア中銀、市場の予想通り金融政策を現状維持―2会合連続

インドネシア中央銀行(BI)は15日の理事会で、市場の予想通り、主要政策金利の1週間物リバースレポ金利を現状の4.75%のまま維持することを決めた。このほか、翌日物預金ファシリティー金利(FASBIレート)も4.00%、翌日物貸出ファシリティー金利も5.50%といずれも現状のまま維持した。

中銀は政策金利を7月と8月の2会合連続で据え置いたあと、9月会合で6月以来3カ月ぶりに利下げを再開し、10月会合でも市場の予想に反して今年に入ってから6度目となる追加利下げに踏み切った。10月の再利下げで政策金利は計1.50ポイント引き下げられた。金利据え置きは前回11月会合に続いて2会合連続となる。

中銀は金融政策決定会合後に発表した声明文で、現状維持を決めたことに関し「(現状維持の)政策は世界の金融市場が不透明となっているなか、国内のマクロ経済を安定させ、かつ、国内景気の回復を最大限にする努力と合致する」とし、「これまでに実施した金融政策とマクロ・プルーデンス政策の緩和が国内経済の成長の勢いを引き続き強めると信じる」と述べた。

ただ、「世界経済の先行き不透明さ、特に米国と中国の政策から生じるリスクや国内の公共料金の上昇に伴うインフレリスクを引き続き注視していく」と述べ、米国の追加利上げなど世界の経済・金融情勢の先行きに懸念を示した。

インフレ見通しについては前回と同様に「インフレは依然として抑制されており、16年のインフレ率は物価目標レンジ(3~5%上昇)内の3~3.2%上昇になると予想される」と楽観的な見方を示した。

景気の見通しについては「16年のGDP(国内総生産)伸び率は前年の4.8%増から5%増となり、17年は内需と輸出回復に支えられて回復局面に入り5~5.4%増に伸びが加速する」としている。

 


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