ホーム > ニュースリリース > 2016年09月23日

インドネシア中銀、政策金利0.25ポイント引き下げ―予想外の利下げ

インドネシア中央銀行(BI)は20日の理事会で、主要政策金利の1週間物リバースレポ金利を0.25ポイント引き下げて4.75%とすることを決めた。この他、過剰流動性を吸収するために翌日物預金ファシリティー金利(FASBIレート)も4%、翌日物貸出ファシリティー金利も5.5%と、いずれも0.25ポイント引き下げた。利下げは21日から適用される。

中銀は政策金利を7月と8月の2会合連続で据え置いたあと、前回9月会合で6月以来3カ月ぶりに利下げを再開しており、今年に入ってからは6度目の利下げで通算では1.5ポイント引き下げたことになる。市場では金利据え置きの見方が大勢だったため、追加利下げはサプライズだった。

中銀は金融政策決定会合後に発表した声明文で、追加利下げを決めたことについて「インフレ率が16年末までに物価目標レンジ(3~5%上昇)の下限に向かって鈍化すると予想されることや、経常赤字が抑制され、貿易黒字も拡大し、為替相場も比較的落ち着いていることで示されるように、マクロ経済が持続的に安定している状況と金融緩和の間には整合性がある」とした。

その上で、前回と同様に「世界経済が低迷している状況では、金融緩和によって内需を刺激し経済成長に弾みをつける努力を支えることが求められる」「中銀はインフレを抑え、景気刺激を強め、構造改革を加速することによってインドネシア経済を持続的な成長軌道に乗せられるよう政府と政策協調していく」と述べ、金融政策の重点を景気にシフトしたことを示した。さらに、「金融緩和とマクロ・プルーデンスな政策(金融システムの安定を目指した政策)の緩和によって銀行の貸し出しが増え経済成長が一段と刺激されることを期待する」としている。

次回の金融政策決定会合は11月16-17日に開かれる予定。

 


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