ホーム > ニュースリリース > 2016年04月22日

インドネシア中銀が主要政策金利を据え置き

インドネシア中央銀行(BI)は21日の理事会で、市場の予想通り、主要政策金利であるBI金利を現行の6.75%のままとし、19日から新しい主要政策金利として導入した1週間物リバースレポ金利も5.5%のままで据え置いた。過剰流動性を吸収するために翌日物預金ファシリティー金利(FASBIレート)も現行の4.75%、翌日物貸出ファシリティー金利も同様に7.25%のままで据え置いた。

中銀は15年12月まで10会合連続で政策金利を据え置いたあと、16年1月会合で1年2カ月ぶりに利下げに転じ、前回3月会合まで3会合連続で利下げを実施していたが、今回は利下げサイクルが一服となった格好だ。

中銀は金融政策決定会合後に発表した声明文で、現状維持を決めたことについて「今回の決定は、世界経済の緩やかな拡大が続くなかでインドネシア経済の成長の勢いを持続させるとともに、16年に物価目標4%±1%(3~5%)上昇も達成するという中銀のもくろみと合致するものだ」と述べている。

前回会合時に発表した声明文では「中銀は、国内のマクロ経済と金融システムの安定に関する予測や見通しを考慮したうえで、追加金融緩和を慎重に決める」とし、経済・金融情勢の安定が脅かされる場合の追加利下げに含みを残したが、今回の声明文ではこの文言は削除された。

そのうえで、今後の景気見通しについて中銀は「インドネシア経済の成長率は、消費と投資の拡大で第2四半期(4~6月)には伸びが加速する」とし、インフレ見通しについても「3月のインフレ率は抑制されており、16年の物価目標4%±1%(3~5%)上昇のレンジ内にとどまる」と楽観的な見方を示している。

次回の金融政策決定会合は5月18-19日に開かれる予定。

 


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