ホーム > ニュースリリース > 2016年03月18日

インドネシア中銀、景気浮揚目指し0.25%利下げ

インドネシア中央銀行(BI)は17日の理事会で、景気を刺激するため、市場の予想通り、主要政策金利である翌日物BI金利を0.25%引き下げて6.75%とすることを決めた。また、過剰流動性を吸収するために翌日物預金ファシリティー金利(FASBIレート)も5%から4.75%へ、翌日物貸出ファシリティー金利も7.5%から7.25%へ、いずれも0.25%引き下げた。

中銀は15年12月まで10会合連続で政策金利を据え置いたあと、16年1月会合で1年2ヶ月ぶりに利下げに転じ、今回で3会合連続の利下げとなる。

中銀は金融政策決定会合後に発表した声明文で、追加利下げを決めたことについて、「今回の利下げは、16年と17年のインフレ圧力は依然として低下しており、世界の金融市場の先行き不透明感が薄れマクロ経済が安定していることから追加金融緩和の余地が広がっている。世界経済の成長が鈍化している中で、インドネシア中銀による利下げによって国内需要を拡大し、経済成長に弾みをつけることができる」と述べている。

また、今後も金融緩和を継続するかどうかについて、「中銀は国内のマクロ経済と金融システムの安定に関する予測や見通しを考慮した上で、追加金融緩和を慎重に決める」とし、経済・金融情勢の安定が脅かされる場合の追加利下げに含みを残した。

今後の景気見通しについては、「今年の経済成長率は個人消費支出が依然として強く、昨年の成長率を上回る5.2~5.6%増になる」とし、前回会合時の見通しを変えていない。

インフレ見通しについては、「2月のインフレ率は依然として抑制され、16年の物価目標4%±1%の達成に向かっており、世界的な原油安によってインフレ圧力が今後低下していくとみられる。16年のインフレ率は4%±1%のレンジ内にとどまる」としている。

次回の金融政策決定会合は4月20~21日に開かれる予定。

 


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